当社の創成期はネームプレート工場でした。ここで行われていた印刷・色付けの技術も、広義な分野で言えば塗装部門に入りましょうか、印刷、塗装に関して同じ知識を必要とすることがよくあります。
このネームプレート工場発足から70年。形態を塗装へと変化させながらも、長い歴史のなかで、たくさんのお客様から要求されたニーズに的確にお応えすべく、より付加価値の高い表面処理、コーティング技術を研究してまいりました。この70年間で培った技術・ノウハウはしっかりと継承されてきています。
現在の塗装部門は、平成12年に量産ラインを一新し、生産能力を大幅に向上させてから、主に金属製「ハコもの」生産の後工程で欠かすことの出来ない塗装について、合理的にクオリティ高い施工を実施してまいりました。
当社では、溶剤焼付塗装、静電粉体塗装、または常温乾燥塗装に関しても、 お客様のご要望にあわせて様々な成分の塗料を使い分け、洗練された技術で巧みに塗膜コントロールをいたします。
また、お客様の製品の用法・用途にあわせた適切な塗料もご提案することが可能ですので、ぜひご相談ください。
主な被塗物 | 対応塗料 | 塗装方法 | |
鉄、ステンレスなどの金属製品 | 形態 | 溶液形、分散形(エマルジョンタイプ)、粉体 | 常温乾燥塗装、溶剤焼付塗装、静電粉体塗装の吹付け(スプレー)工法。 刷毛塗り、ローラー工法も対応可能です。 |
溶剤 | 溶剤型(シンナー)、油性、水性 | ||
樹脂 | アクリル、ポリエステル、ウレタン、エポキシ、フタル酸樹脂など、エポキシポリエステルなどのハイブリッド塗料も対応します。 |
鉄、ステンレス製の製缶板金品の塗装なら、当社にお任せください。
これまでも「この塗装をなんとかしてほしい」といったような図面や製品を持ち込まれての塗装のご相談に関しても、高度なノウハウを持つ当社スタッフが、数多くお応えしてまいりました。
金属製品の焼付塗装、製缶品塗装に関してお困りのお客様はぜひご相談下さい。
合理化された強力な量産性を誇る当社の塗装設備も、被塗物の材質・形状・大きさ、塗料の性質などを考慮して巧みにのコントロールしないとその設備能力を最大限に発揮することはできません。
当社の塗装設備のコントロールは、豊かな塗装キャリアを持った技能者がこれにあたります。
塗装そのものに関してはもちろん、設備制御に関しても余念がございません。
当社の粉体塗装は、静電塗装機で粉体塗料を塗着させ、加熱溶着させる静電塗着法です。
粉体塗装は、高分子量の合成樹脂が塗膜の形成成分で、1回の塗装で高い膜厚(薄膜への調整ももちろん可能ですが)が得られ、また熱を加えることによる橋かけ塗膜(熱硬化性塗膜)形成であることから非常に強く、その硬さは少々引っかいたくらいではキズがつかないくらいです。また被塗物である金属材の経年による収縮にも高い柔軟性を持ち、これまでの塗装の「硬い=割れやすい」の常識を覆しているといえます。
また、色味やツヤに関しても申し分のない美しい塗膜でもあります。さらに、ハンマートン、レザートンのような模様(凹凸)付けも可能です。
大小2つの塗装ラインを持つ当社の塗装部門では、小さな精密部品の塗装から、比較的大きなフレームやボックス、カバーについても、小ロット生産から大量生産まで、生産ロットや形状、大きさの面でも幅広いオーダーにお応えしております。
ときには、「製品を持ち込むから塗装のみ行ってほしい」というお客様のご依頼にもできる限り柔軟にお応えしてまいりました。
「ハコもの」づくりの一貫としての塗装に関してはもちろん、塗装のみ依頼したいというお客様も当社にぜひお問い合わせください。
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