横中ぐり盤で奥行きのある中・大型重量製品の機械加工

大型切削加工もこなすパワフルマシンでありながら、高精度・高操作性

　「横中ぐり盤のKURAKI」で名を馳せた倉敷機械製のKBT-11WDX-Aです。

　本機は、その大きな姿から想像できるように、NC制御されたΦ110の中ぐり主軸、移動量が2000×1500×1450、最大6.5トンまで搭載可能なテーブルを持った、信頼性の高い剛性で、非常に効率のよい加工ができるマシンであり、奥行きのある中・大型重量のワークの加工を得意としております。
　 また、大径ボールネジを採用し、テーブル角度90°毎の割り出しがロケートピン方式と高精度な位置決めが可能となっており、その大きな姿とはうらはらに精密な加工が可能という側面もあります。

　この、強力な切削能力と高精度加工を併せ持った本機は、当社の機械加工部門の主力のひとつになっております。

「中ぐり」盤なのに中ぐりだけじゃない！？

　「中ぐり」とはご存知の通り、ワークに既にあけられている穴を、中ぐりバイトという工具を使って切削し、穴径を広げる加工＝ボーリング加工のことです。
　 当たり前のことかもしれませんが、本機は、中ぐりのほかにも穴あけ、面削り、フライス削り、ねじ切りなどもでき、加工範囲の広さと加工の多様さをあわせ持った万能マシンです。
　この万能さが、当社の機械加工部門で本機が主力のひとつとなっているゆえんでもあると思います。

中・大型の部品、構造体のご注文も承ります！

　中型～大型の構造体の切削加工はもちろん、中型～大型部品の製作も承ります。
　素材調達から当社は対応いたしますので、ぜひご相談ください。