大型塗装設備

大型ワーク、小ロット、焼付塗装でお悩みの方・・・

平成28年10月、増築された新工場の一角に新しい塗装設備を新設しました。

今回の設備は大型ワーク塗装用設備です。焼付乾燥炉のサイズは開口部の幅が2.3m、高さが2.7m、奥行きは3.4mあり、扉との干渉や壁や旋回範囲などから、加工可能なワークのサイズは幅1.8m、高さ1.5m、長さ2.8m程度と思われます。ギリギリのサイズの場合、形状によって異なるので加工可能かどうかは変わります。

ブースのサイズは幅3.2m、高さ2mです。水式スクラバーブースで、粉体塗装などに有効な吸気調整の機能がついていますので、塗料を無駄なく塗着できます。

また、乾燥炉の横に洗浄用スペースを設け(防炎カーテンで仕切られている)、高圧洗浄などの前処理ができるようになっています。

自動コンベアでもなく、専用の水切り乾燥炉やレシプロケータも無いため、時間もコストもかかると思われがちですが、お客様の仕様によって、洗浄方法もコート数もベーク数も違う塗装品を、手動で運営、管理することで一方通行の自動コンベアではできないフレキシブルな工程設計ができることが利点となります。

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大型かつ小ロットの焼付塗装。「やるところがないなぁ」とお悩みの方はぜひ一度ご相談下さい。

塗装・表面処理