新しい塗装設備が完成しました。

2016年10月14日

新工場の増築にともなって、新しい焼付塗装設備を作りました。今ある自動コンベア式の山形乾燥炉とは違って、コンベアは人力、乾燥炉は扉の開閉方式という、ちょっとアナログな塗装設備です。

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何でそんなもの作ったの?といえば、ちょっと大きな物が塗装できるようにするためです。現在の設備だと形状にもよりますが、せいぜいタテ、ヨコで1m程度、長さも1.5mくらいがマックス。今度の乾燥炉の広さは幅2.3m×高さ2.7m×奥行き3.4mあり、壁や柱などの障害物を考慮すると、焼付可能なワークサイズは幅1.8m×高さ1.5m×長さ2.8m位。重量はで1ハンガーあたり250kgまで掛けることができます。(まだやった実績がないので想定値ですけど…)人力ですし、扉が開閉式なので熱効率も悪く、メインの塗装ラインと比較すれば時間もコストも多少はかかってしまいますが、今までできなかったことができるようになる、お客様にきっと喜んでもらえると信じて設備しました(涙)。ぜひご用命下さい。どんなものが塗装できたか今後もレポートしていきます。

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