ドイツは本当にエネルギー先進国なの?

2016年10月30日

「ガイアのメッセージ」というドキュメンタリー映画の上映会とその映画に出演されている、ドイツ在住の作家「川口マーン惠美」氏との対談会に参加しました。

ご存知のとおりドイツは、2022年までに原発全廃との方針を決めましたが、映画の中でも多く語られている様に現実は矛盾だらけだそうです。

報道では太陽光発電などクリーンエネルギーで賄えている様にいわれていますが、現実は石炭や褐炭(水分を含んだ質の悪い石炭だそうです)による発電を増加させ、温室効果ガスによる地球温暖化問題を加速させています。

今の日本では脱原発の風潮に一言でも異論を唱えると、「原発ムラ」だの「お金と命とどっちが大事だ」などの批判を浴びますが、経済、生命、健康、そして地球環境にも配慮した緩やかな、そしてもっと進化したエネルギー転換論が大事であるとこの映画全体では訴えています。

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何はともあれ、川口マーン惠美様、そして柏崎エネルギーフォーラム会長 小林英介様、対談大変お疲れさまでした。